1935-39年頃のoptimus(オプティマス) No.11(前期型)
後期型は筐体のデザインがNo.111寄りです。

Optimus No.11は、
campingoとNo.111の過渡期を繋ぐデュアルフューエルバーナーです。
ここからOPTIMUSのバーナーは
歴史が分岐してOptimusNo.111とOptimus No.8に向かったようです。
燃料も灯油/白ガスのデュアルらしいのですが
個人的には灯油で使っています。

15年ほど前に国外を旅した時に手に入れ
現在までちょくちょくと使い続けていました。
経年の使用により塗装の剥がれやアタリはございます。

現在、情報のあまり多くないバーナーですが、
外殻の刻印や
ポンプの配置、
バーナーヘッドとタンクを繋ぐチューブ、
スライドレール、
黒色ホイール、
蓋のラッチなど
様々な点で特徴があります。
(ウェブ検索すると国内でも少し情報が出てきます)

山歩きやキャンプなどで継続して使っておりますので火力は好調です。
ローラーバーナー特有の咆哮音も健在です。

覚えているメンテ箇所は
グラファイトパッキン交換、給油口のパッキン交換、
NRVパッキンの交換ぐらいでしょうか。

出品に際して塗装を剥がして磨きをかけることも考えましたが
ずっと使われ続けている状態でいるほうが
このバーナーには相応しいと感じておりますので、
おかしな手入れはせず、汚れだけを落として
このまま出品させていただきます。

なお、付属品はプリッカーです。

コレクションアイテムとしてよりも、
実用してくださる方がいらっしゃると嬉しいです。